来年は(表)を走ろうと思います。
エントリーするとき、コースをよく確認せず、朝5時という情報のみで(裏)を選びました。
200kmなら10時間あればグルメを楽しめますので、午後3時にはゴールして、熱海を満喫しようという算段です。
仕事でメンタルやられきっているので、久々に旅を楽しんでリフレッシュしたい。
コロナ太りの運動不足なので200kmという距離も丁度いい。
GARMIN CONNECT にコースインポートしてびっくりデース。

3,580mアップ。
ないない。
私の今の体力で、1,500m以上登る気持ちはないなぁ。
もう2022年度は去年の11月〜12月でSRとっているので、いっそDNSしようかと思いました。
道志みちも金太郎ラインも箱根も走ったことあるから知ってますもの。
なんで全部まとめて半日で走らなければいけないのか?
オダ近さんコロナの熱にうなされてコースの線引いたのかな?

スタート地点は秋葉原。
主催様が「序盤は信号峠、PC1以降は登りと下りしかない。なにか質問は?」とおっしゃるので、「このコースは正気のときに作られたのか」と是非にお伺いするつもりだったが、出走者が眉一つ動かさない状態だったので、私は戦慄して質問を飲み込んだ。
出走者も変t…猛者ばっかりかよ!!
PC1までは平地の信号峠。
速いおかたと2人でスピードを上げて信号を突破していきました。
でも、ちょっとした坂で私はずるずると遅れていったので、やっぱりPC1以降の登りは厳しいと予感しました。
風張峠のストラバセグメントも、いつもなら旅の荷物を背負った状態で50分は楽々切るのですが、今は最小限の荷物でも1時間かかります。
登りはインナーローで足を温存しよう。
時間外認定でもいいや。
道志みちでは他のサイクリストさんにガンガン追い抜かれておりました。
それくらい遅くって、いつ熱海につけるのか?
ゴール撤収されてるかもと本気で心配になりました。

富士山がきれいでした。
景色は楽しめました。
やっぱり無理してプッシュせず、楽に登れるペースを意識しました。

大野山は11〜15%の勾配が続きますが、子ノ権現や和田峠と違い、リヤコグ30tあれば全工程シッティングで登りきれます。
時間に関しては諦めているので、無理せず登りきりました。

誤算だったのが金太郎ライン。
ここは楽できるとナメプで登っていたのですが、力が入らなくなり4回も路肩に座り込みました。
ハンガーノックだろうと思い、ゴール後も「どこが一番きつかったですか?」と聞かれて「金太郎ラインでのハンガーノック」と答えましたが、きっと脱水ですね。
ガーミンの気温データ見たら20度を楽々超えています、最大27度。
直射日光込みの気温でしょう。
私のボトルは空っぽです。
朝の気温から見て、PC1で水を飲んでおけば、もうゴールまで水飲まなくてもいけるだろうと思ってました。
しかし、実際はこの暑さ。
加えて私は5度対応のビブショーツに15度の長袖ジャージを組み合わせておりました。
4回の回復待ちでかなり時間をロスしましたが、17時半のゴール見込みが計算でき、無事認定される可能性が見えました。
下りきったところでコーラを飲んだらコロっと元気になったので、マイペースで箱根をクリアして熱海に着弾しました。

ギリギリでしたが認定していただけました。
目をつけた店が混んでいたのでグルメを楽しめなかったのは残念でしたが、コースは走りやすく絶景は十分に楽しめました。
オダ近のスタッフの方々、本当にお世話になりました。
まかない美味しかったです。
温泉も気持ちよかったです。
私の話し相手になってくださった出走者の皆様、楽しい時間を下さり、ありがとうございました。

結局、4千メートル登りました。
たった200kmで6780kcalっておかしいです。
パワメの積算値のはずなのでそこそこ正しいと思います。

私は強く踏むとパワーが右足側に10%以上傾くので、49%/51%なら無理なく回せていたと判断できます。
最大パワーが800W未満ですのでそもそも踏んでいった形跡がない。

PC1まで踏んでいって、登りが始まったら200W未満に抑えきってます。
脱水は失敗しましたので、大野山に入る前にボトルに水を充てんしておけば4回の休憩分、30分くらい?は早めにゴールできたかもしれません。
まぁでも、パンクあり、雷雨あり、そして補給ミスあり。
ぜんぶが旅ですし、ブルベだと思います。
以上です。
今回のコースは自動車の方々も自転車に慣れており、温かい目で付き合ってくださいました。
私も信号待ちや交差点、道の左側に余裕があるタイミングで車の方々に前を譲ります。
認定目指して必死なのは私も理解できますが、自動車の方々に甘えて、周りが完全に見えない走り方はいかがなものかと思います。
特にバスであるとか、トラックであるとか、我々が遊びで自転車に乗っているところ、お仕事をなさっている方々がいるのです。
公道を共有する一員として譲り合いの心を持たないと、自転車に車道を走る権利はないとさえ思うのです。
どうか、視野が狭くならず、心に余裕をもてる速度で。
ご安全に。