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Prime RR-50 V3 カーボンクリンチャーディスクホイールセット

私が通常使っているホイールはGIANTのSLR 1 42 DISC HOOKLESS WHEELSYSTEM (2021)

完成車についてきました。

1452gのカーボンディスクホイールとアルテグラDi2とパワーメーターがついて70万円切っていました。
やすい。それがGIANT。

9月頃だったと思います。
点検を受けたときに「そろそろホイールをメンテに出してください」と言われました。

うーん。
では、メンテに出している間、代わりに使うホイールが必要だなぁ、と、感じました。
今回に限らず、ホイールの修理で1〜2週間ホイールが使えないときの代わりが欲しいです。

非常用なので、懐に優しいタイプのホイールがいいですね。
しかし、カーボンディープリムの楽さに、すでに甘えきっているので、そこは必須要求としたいです。

で、候補に考えたのが次の3つ。

1.Prime RR-50 V3 カーボンクリンチャーディスクホイールセット   ¥67000  1775g
2.Prime BlackEdition 50 カーボンディスクホイールセット      ¥88000  1506g
3.ICAN AERO 40 ディスク                    ¥74885  1355±20g
※いずれも2021/12/19現在

PRIMEの安さってすごいなと思いました。

この3つのどれでも良かったのですが、一番安いホイールの実力が気になってRR50V3に決めました。

重量が気になりますが、初期のMAVIC COSMICはもっと重かったと記憶しているので、運用可能であると判断をいたしました。

ポチってから2週間ほどで到着。

値段から想像していたより良い。
CADEXホイールを買う=100の投資で100の性能を得ると定義するならば、RR50Vを買う=20の投資で70の性能を得ると定義できそうだと思いました。
スペシャルなところは一個もないけれど、見た目や持った感じで性能を想像できやすいし、メンテもPRIMEホイールを知らない店にでさえお願いできるであろうというう、汎用性からくる安心感があります。
前輪もタンジェント組。
そしてこのスポーク数と均等に配置されたレイアウト。
剛性は申し分なく、乗り心地も良さそう。
スポークが少ないラジアル組ホイールのつっぱった感じは苦手ですが、もう、完組だとそういうのしかないのだなと半ば諦めて使ってました。
ロゴがシールなのですが、これは安っぽくて、洗車しているうちに剥がれてきそうです。
とっとと剥がして運用されているっかたもいらっしゃいました。

折角なのでRR50V3でブルベ200kmを走ってみることに。

見た目、悪くないです。
タイヤをはめ込むのは比較的に簡単でした。
タイヤのビードを溝の中央にしっかり落とし込んでやれば、GP5000はスンナリハマってくれました。
ホイールを自転車に取り付けたとき、前輪だけブレーキキャリパーの位置が合わず、タイヤを回すとパッドに擦ったので、キャリパーの位置調整をしました。

私の個体が当たりだったのかもしれませんが、リムの制度や組付けの制度は高く感じて、微塵もブレなく真っ直ぐに進む感じがします…50mmハイトの恩恵で直進補正がかかっているかもしれない。
ハブは煩いゾンダのハブって感じかなぁ?
それなりに滑らかではありますが、俊敏な加減速で若干のストレスを感じます。
平坦巡航時は乗り心地と直進性でとても快適でした。
ただ38km/h以上でも快適かというと、下りはYESですが、平坦はどうかなぁ?
GIANT SLR1の楽さが身に染み付いているので、ちょっと頑張れないです。
加速も鈍目なので、信号発進で若干のストレスを感じます。
坂道はちょっと気持ちがめげます。
別に足を動かしていればそのうち頂上につくので登れなくはないのですが、SLR1 のようにスイスイ登っていく感じはありません。
2〜3kmの登りでしたら、全部ダンシングでプッシュすることもたまにあるSLR1 。
RR50V3だと登坂区間に入った時点で頑張るのはやめようという気持ちになります。
RR50V3さんはダイエットしてSLR1 さんとの300g差を埋めていただきたいですが、値段的に贅沢な希望ですね。

とはいえ。
買って損だったかと言いますと、そんな気持ちはありません。
2万1千円高いけど、250g軽いBE50なら、登りも軽かったのでは?という気持ちは確かにあります。
でも、そこそこ良いお値段がするホイールに対して若干のストレスを感じるというだけで、ひどく見劣りがするわけではありません。
サイクリングロードメインの平坦ブルベでしたが、200kmを築地でのグルメ込み9時間50分で完走できました。
悪くありません。
高価なホイールに洗脳されてしまうと、性能差からくるストレスが我慢できないと思いますし、レースで使う機材の選択肢には入らないでしょう。
鉄下駄ならぬ炭素下駄と呼ばれるべきホイールではないと思います。
値段は正義、悪くはない。
今後このホイールが150gくらい軽くなるようだと、安価なカーボンホイールの時代が本格的にやってくる気がします。

以上です。
個体差と言いますか品質のばらつきは不明ですが、この値段でこの品質はびっくりです。

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