SHIMANOキャリパーブレーキのブレーキパッド(アルミリム用)といったらR55C4。

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これです。
ドライのターマックという設定でしたらこれが鉄板。
かっちり効きますし、スピードコントロールもしやすい。
レースイベントなどでご使用されるならば、他に浮気する必要もないでしょう。
でももし、自転車の旅が好きだったり、もしくは、もっとゆっくりのんびり自転車を楽しまれているなら、試していただきたいブレーキパッドがあります。


GIANTの「3xC CALIPER REPLACEMENT PAD」です。
次の写真をご覧くださいませ。

この、排水性、排泥性が高そうな溝。
実際に悪天候下でいい仕事をしてくれます。
私は通勤号と、雨天しかなかった昨年(2020年)9月、10月のブルベでこれを便利に使いました。
ドライコンディションのギュっとしたブレーキの効きはR55C4に軍配が上がります。
でもウェットでも十分に効いて、尚且つドライとウェットの効きにそれほど差がないのはGIANTです。
ウェット時に十分な危機が確保できるということは、ウェット時においてもパッドの減りが酷くならないということを意味します。
つまり「効かない効かない」と必死にブレーキレバーを握る必要がないので、パッドが無慈悲な力でリムに押し付けられることがないのです。
私はゲリラ豪雨に襲われた1000kmのブルベを、念のため新品のGIANTパッドで走りましたが、ゴール後まだ十分に溝が残っていたので、翌週の600km(雨天)も同じパッドで走りました。
逆に霙の300kmはR55C4で走ってしまい、途中で前輪のパッドを交換することになりました。GIANTのパッドだったらと後悔しました。

突然ですがR55C4近影。
細い溝が縦に3本。
泥をはけさせるルートや水滴を逃がすくぼみは設定されていません。
やっぱり見た目でだけでも両者のキャラクターの違いは明らかなようです。
私の様にのんびりサイクリングを楽しまれる方、旅が好きな方には一回使っていただきたいパッドです。
私は次に買うロードはディスクブレーキにする予定です。
しかしそれはリムブレーキにうんざりしたということではありません。
12速以降に対応するためにより広いエンド幅が必要だと考えたのと、カーボンホイールを導入するにあたってディスクの方が運用が楽だと判断したのが理由です。
通勤号は長く付き合うつもりなので、キャリパーブレーキはずっと使い続けます。
GIANTのパッドがGIANTストア以外では、少なくとも店頭在庫としてすぐに手に入らないのが目下の悩みです。
取り寄せすればY’sでも買えるのでしょうが、どこでも買えるR55C4に対して大きく入手性は劣っております。
以上です。
GIANTのパッドが楽天でポチれれば良いのになー💦